有安さんの卒業発表からちょうど半年経った今、僕が書きたいももクロに対する想い
こんにちは。この文章を読んでくださってる方、ありがとうございますm(_ _)m。
10周年も東京ドームで無事終了し、これからまたどんどん忙しくなっていくももクロですが、そんな4人とスタッフの方たちを見てますますこれから楽しみになってきます。夏には僕のやっとの初参戦となるももクロマニアが控えているし、大いに期待してます。
ですが、だからこそなのか、最近本当にももクロへの色々な想いが入り混じりそれをどこにぶちまけようか悩んでます。良いことばかりではありません。友達にももクロをバカにされることもあります。新しい青空へや桃響導夢も行けませんでした。ももクロのことに関して悩むことがある訳です。そんなたくさんの複雑な感情をとうとう抑えきれなくなりこのブログを書くことにしました。テーマや題材表記は特にありません。ただ単に今のももクロに関しての想いを綴りたいだけです。有安さんがいなくなってからちょうど半年が経った今、1度今まで溜めてたももクロに関すること、全て吐き出したくなりました。
長い文ですが、今僕の思ってるももクロに関してのことを我武者羅に書いたというか、すごく振り幅の大きい分かりづらい文章になってしまうと思いますが、共感してくれる方や反論してくれる方が少しでもいてくれたら嬉しいです。
あの衝撃の日から半年。毎月毎月この辺りに差し掛かると、「もうあれから○ヶ月か…」としみじみ思います。
今年の1月15日、この日はおそらく一生覚えているでしょう。僕は今高校3年生なのですが、あの日は午前中部活でした。部活が終わり何気なくツイッターを開きました。有安さんの話題が多いなぁとは思いました。それも何か良くない気配がして…トレンドは10位までほとんどももクロ関係だったし、ことの重大さをすぐに認知しました。でも、最初は悲しいさみしいの感情は一切ありませんでした。ただただ夢を見てるような感覚。現実を飲み込むのにはかなり時間がかかりました。
この日、生まれて初めて頭の中から何もかもが消えて真っ白になる感覚を覚えました。
僕がももクロに初めて興味を持ったのは中学生の時です。怪盗少女と共に世間から注目されはじめてたので存在は知ってましたが、ちゃんと見たのはしゃべくり007が最初だったと思います。「なんかすごい面白いアイドルだな」とそのときに思いました。それからたびたびももクロがテレビに出るたびなんとなく見るようになり、野球が好きなのでマー君関連で出るときにも自然と関心に惹かれて行きました。そして、音楽番組に出ているときに「口パクを絶対しないでダンスもパフォーマンスも全力でやる」という姿を知り、応援したくなりました。好きになった理由はいたって普通でした。
ただ、最初はガチのモノノフかというとそうではありませんでした。中学生だったのでそのときはスマホも持ってなくて、テレビに出るももクロを見たり曲を少し聴いたり雑誌を見たりしてました。自分でもアイドルに興味が出るとは思ってなく親にも友達にも長らく秘密にしていました。もちろんそのときはグッズとかも買ったりはしてません。ただ単に、頑張ってる人たちだから自然と好きになれました。
最初は推しとかそういう概念すらありませんでしたが、段々とメンバーそれぞれを知ってきて、結局自分は箱推しなんだとわかりました。
誰が好きとか選べない。玉さんの才気に惚れるときもあれば、れにちゃんの優しさに心奪われるときもあり、あーりんのオーラに惹かれるときもある。かと思えば、有安さんのギャップが愛おしくなり、そしてリーダーの人を寄せ付ける力にハマってしまう。推しとかじゃなく、この5人のグループが好きなだけなんだと悟りました。
高校生になってからお金も貯まり、本格的にDVDやグッズを買ったりするようになりました。なので結局親にもももクロ好きなのがバレましたが、別に隠してる必要はないと段々思えるようになってきたんだと思います。もちろん友達にも。こんなすごいアイドルを好きになれることに恥なんてないと思ったからです。
そんな感じでももクロを好きになっていったわけですが、今まで1度もライブには行ったことがないんです。
言い訳をさせてもらうと、北海道に住んでいるのでなかなか会場が遠くて、学生だから宿泊費や旅行代とかも払えないし、部活もあるし、行ける機会がないのが現状でした。ドームツアー札幌のときは受験と重なり、青春北海道は部活でした。今思えば、あの時部活サボってでも行けば良かったのかな…
別にライブ行ったことないからダメだみたいなことは思ってませんが、それでもあのサイリウムの海の中に1度も入ったことないのは何か寂しくて心残りがあったわけです。
でも、正直に言って「次のライブがあるから大丈夫」という考えがありました。部活引退して、高校卒業して、時間とお金に余裕を作ってから行こうという考えがありました。
だから部活も引退して時間のできる今年の夏にやっと初参戦できると去年からずっと楽しみにしてたんです。とうとう今まで映像でしか見てこなかったあの5人の姿を見れるときがくると、夏までの時間を頑張ろうと思えました。年末年始の年越しライブをアベマで見ていて、よりいっそうその気持ちが強くなり5人を見るのが本当に楽しみでした。
まさか3週間後、そのアベマを見て号泣する日が来るなんてそのときには夢にも思いませんでした。
「人間を絶望させるには、1度幸せにさせてから落とすのが1番効果的」
これは中学の時の国語の先生が言っていた言葉です。まさにあのときの僕はそうだったと思います。幸せというか楽しみでしたが、ああやって一瞬のうちにして「5人のライブに行く」という楽しみを断ち切られてしまい、もうどうしていいかわかりませんでした。これは僕だけじゃないと思いますが、ももクロは永遠に5人だと勝手に思い込んでいたんだと思います。もちろん他のメンバー4人も。世の中には絶対なんてないんだな…と。新しい青空へも突然のことで、もちろん僕の立場上幕張まで行くことすらできなかったので、僕が有安さんもいるライブに行くことはその時点でできなくなったわけです。
結果的に僕はあの5色のサイリウムの海に入ることが2度とできなくなってしまいました。
今でこそ立ち直って夏を楽しみに生きてますが、あのときはどうしていいかわかりませんでしたね。
アイドルグループからたった1人いなくなる、ただそれだけのことでなぜ自分はこんなにショックを受けてるんだと不思議で仕方ありませんでした。1度も会ったこともないし面識があるわけでもないのに。
でも、今こうして楽しくしていられるのは、紛れもなくあの4人と、ももクロスタッフの人たちの力のおかげだと思います。
有安さんが去った翌日、みんながまだ立ち直れないときにひとりふんどしに出てきた4人はいつもと変わらず笑いの絶えないももクロでした。そして次々に発表される新しい仕事。次のライブの詳細。そのライブに向けて新しいフォーメーションを完成に近づけるメンバー。何よりも、1番大変で辛い時期なのに一度たりとも弱音を吐かず、それどころかこの局面を楽しんでる4人。これは自分たちモノノフが落ち込んでる暇なんてないと思わせてくれました。
今はだいぶ4人バージョンになってきた曲も増えてきました。振り付けはすごい変わった曲もあれば5人のときとあまり変わらない曲もあります。ゴリラパンチの有安パートをあーりんが受け継いだり、怪盗やZ伝説、サラバなどの代表曲が大きく変わったりしてるので、新しいフォーメーションが反響を呼ぶようになってきました。少しずつですが、4人の形が定着してきています。この時間のない中でここまでのことを成し遂げるももクロには頭が上がりません。雑誌などを読んでいても、本当にあの人たちは超人だと思わされます。誰よりも傷ついて大変だったのはメンバーなはずなのにそれを糧にして新しい時代を切り開こうとしてくれてます。自分が逆の立場だったら絶対にこんなことはできないです。
僕はもちろんももクロのファンではありますが、それ以上にあの人たちは、「人間としてあーいうふうになりたい」と思わせてくれる指標のような存在なんです。5人のときですら強くそう思ってましたが、4人になってからのももクロはその今までよりも強く憧れさせてくれる存在へとなりました。
だからこそももクロのことバカにする人とかがいたら悔しくなります。ももクロが"嫌い"という人はほとんどいないんです。ただ単にももクロ知らないで嫌なことを言ってくる人が周りにも、ネット上にもいます。悪気はない、冗談だとわかるようなものでも、あんなにすごい人たちだから思わず「違う、そうじゃないんだよ」ということを熱弁したくなります。ほっとけばいい話ではあるんですけどね…。
ライブに行ったことないのがダメとは思わない、と言いましたが、やはりあの壮大な会場の中に入ったことがないのは心残りではあります。国立や東京ドームや新しい青空へでさえ指をくわえて映像を見たり情報を聞いたりするだけなので、たまに自分が気安くモノノフと名乗っていいのかとまで思うこともあります。
まあ、僕の場合はももクロは、ファンというよりも人間としての憧れというか尊敬する人たちというか、あーやって努力して人を笑顔にしていろんな人から愛される人間になりたいと思わせてくれる人たちなんです。アイドルじゃなくても、どんな形であれそういうふうになりたいんです。
いつもは笑顔の絶えないももクロですが、その裏には今までたくさんの困難を乗り越えてきたこと、たくさんの汗と涙を流してきたことがありました。ももクロはアイドルというより芸人やスポーツ選手に近い存在だと思ってます。みんなを楽しませてくれたり勇気をくれるけど、その裏でものすごい苦労や努力、そしてドラマがあり、みんなから愛される存在になる。まさに芸人やスポーツ選手を応援してるかのような感覚になります。だから、可愛い可愛くないの話をあまりしたくありません。ももクロ知らない人にはよく可愛くないとかいう人がいます。別に可愛くないと思うのはいいんです。人それぞれ可愛い可愛くないと思う観点は違うし、その人が可愛くないと思うなら仕方ないです。でも、それだけでももクロをバカにされるのは嫌なんです。だから僕は学校でももクロの話をしたりももクロの曲を流したりあまりしてません。何か言われるのが怖いからです。それでもももクロの凄さを少しでもみんなに知ってもらいたいとは思うのでたまに話すことはあるんですが。
つまり、自分にとってあの人たちは何か特別な存在なんだと思います。昔はアイドルのファンのことをオタクしかいないようなものだと思っていた時期もあったし、アイドルが嫌いなわけではなかったけど自分がアイドルを好きになるとはあまり考えたこともなかったです。自分の想像していたアイドルとアイドルファンではなかったんです。あの人たちは僕に楽しみというものをくれたわけです。まだライブに行ったことすらない自分をここまで変えてくれたももクロにはこれからもずっと付いていきたいです。
あの4人がこれからまたどんな歴史をつくってくれるのか本当に楽しみです。
それでも…
ふとしたときに毎日のように頭の中にあの新しい青空への映像が流れてきます。
21日でちょうど新しい青空へから半年、つまりももクロが4人になってから半年になります。あの日は涙で袖と枕を濡らしながらベッドでアベマの中継を見ていて、松崎しげるさんが東京ドームで10周年を迎えることを発表したとき、「まだまだ先の話だな」と思ってましたが、その東京ドームでのライブももう2ヶ月近く前にまでなってしまいました。長かった気もしますが、過ぎてみればこの半年はあっという間だったと思います。
そんな半年経った今でさえあの日中継で見ていたライブを忘れられません。久々なのに最後の披露になった5人のZ伝説、その次の未来へススメ、自分の1番好きな曲である白い風、有安曲であるゴリパンとワーズ、5人最後のシングルとなったブラスト、今までももクロの歴史の中に深く刻み込まれている走れや怪盗少女、5人での姿を惜しむかのように歌われていた灰ダイやモノクロデッサン…
あの日のセトリは、あの日以外絶対に再現できない特別なセトリだった気がします。
最初のZ伝説のイントロがかかった瞬間涙が止まらなくなったのを覚えています。僕がまだ中学生だった頃、まだももクロをあまり知らないときに初めてこの曲をききました。その曲が今歌われているこれでもうきけなくなると思うとショックでした。あの状況でもずっと笑顔でライブを続けるももクロ…普段ならそれですごいなと思えるのに、あのときばかりは無理しないでほしいと思っていました。灰とダイヤモンドのときに終始笑顔を続けていた有安さんが一瞬涙を流しながら歌っていたとき、きっと有安さんの頭の中で5人での今までの出来事があの一瞬で映し出されたんだと思います。
最後にサプライズで歌われた新しい青空へは、今でもたまにあの映像を見てしまいます。見るのが辛いし泣いてしまうのはわかっていても見てしまうんですよ。あれが、奇跡の5人最後の形なわけですからどうしてもあの映像は頭に焼き付けておきたいんです。
僕が普段生活しているとき、
(空が好きだったあなたへ…)
ふとあの歌が頭の中で流れてくることがあります。その度に心が痛くなります。
泣きながらも有安さんを最後まで笑顔で送り出そうとするメンバー、5人でそっと寄り添っている姿、そして決め手となるのは背景にはももクロの今までの写真が映し出されてきます。
それと同時にももクロの今までの無数の軌跡と思い出、僕のももクロに対する想いが走馬灯のように駆け巡ってきます。
ももクロの結成した日
早見さんの脱退
Zになった日
世間にももクロが出始めた頃
そこから次々と勢いに乗ってアイドル界の真ん中まで這い上がってきたこと
5人で叶えた紅白と国立の夢
5人でたくさんはしゃいでる姿
数えきれないの伝説のライブの数々
5人で出演した幕が上がるの映画
5人で泣いて笑って苦しんで楽しんでここまでになった姿
奇跡の5人の姿…
僕が初めてももクロを知ったとき
ももクロを見て元気をもらっていること
ももクロがテレビに出る日は楽しみにしていたこと
日曜日はラジオで誰が出てくるか毎週楽しみにしていたこと
5人のライブに行くのを楽しみにしていたこと
5人に会うのが夢だったこと
それでも最後まで5人を見ることができなかったこと…
ももクロをずっと昔から見てきたわけでもない僕が偉そうにこんなことを言うのもなんだとは思いますが、本当にいろいろなことがあって、それは早見さんも含めたあのメンバーの誰ひとりとして欠けていても今のももクロはなかったのかと思います。
どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから
いろいろとあるけどめげずにいくのさ
一緒にいない私たちなんて
二度と想像もできないよ
有安さんが辞めてから改めてこの歌詞の大切さを感じました。イジメなんてあるわけがない、
この5人は9年間も一緒に過ごしてきた存在です。全力でみんなを笑顔にする姿にどれだけの人が救われたか知れません。
数々の伝説をつくってきた5人最後のライブの日、空にZの形をした雲が出てきた写真がまわってきたとき、ももクロというグループを好きになれたのは自分の人生の誇りだと思いました。
5人も4人も大好きです。それでも…
新しい青空へを見ていると絶対に思い出してしまいます。
5人でZを描いている姿を…
まだまだ書きたいことはたくさんありますが、それはまた機会があったらゆっくり書きます。
僕は結局、「ももいろクローバーZ」というアイドルが単純に大好きで憧れで尊敬する存在なだけです。そりゃ、そんなももクロを悪くいう人を見たら悲しい気持ちになるし、ライブに行ったことないのも心残りにはなります。有安さんに会えなかったことももちろん。
でも、あの人たちならそんなマイナスの気持ちも全て消し去ってくれる、そんな存在だと思います。今はただ、やっと参戦できるももクロマニアを楽しみにしたいと思います。
これからも5人の姿を思い出して泣いてしまうことはあるでしょう。でも、4人と一緒にTDFみんなで新しい時代を築いていきたいです。ただ、ももクロに有安杏果という戦士がいたことも絶対に忘れません。あの5人で笑いあっている姿こそ、僕が好きになった
という奇跡のグループなので。
そしていつかまた、有安さんがソロでもいいので復活してくれる日が来るのであれば、僕を変えてくれた人の歌声を聴いてみたいです。
最後に
僕はももいろクローバーZを好きになれて本当に良かったです。これからもももクロを応援していきます。
最後まで読んでくださって
本当にありがとうございました。